イベント・企画(YEX主催)
日本の伝統的な製本方法である和装本(わそうぼん)は、紙と糸と糊(のり)
で作ることができるものです。近代になり、西洋の印刷・製本技術が導入されると、
洋装本での製本が主流になりましたが、身近な道具を使い、和紙の柔らかな風合い
で作る和装本は、現在の本とはまたちがう味わいがあるものです。
今回は、最も代表的な製本である「四ツ目綴じ」を作りながら、江戸時代の出版文化
や、山形で出版された本など、和綴じ本の魅力についてもお話しします。表紙や糸
をお選びいただき、オリジナルの和装本を作ってみませんか?
日時 2025年5月31日(土) ①10:00〜12:00 ②13:30〜15:30
料金 3,500円(材料費・駐車券込み)
会場 N-GATE 1F レンタルスペース(山形市七日町1-1-1)
講師 石黒志保(山形大学エクステンションサービス推進本部 / 日本図書館協会認定司書)
ご持参いただくもの 筆記用具 手拭き
定員 ① 6名 ② 6名 (先着順、定員になり次第締め切ります)
お申し込み お電話にて TEL:023 - 631 - 6368( 山形まちづくり株式会社 )
主催 山形まちづくり株式会社 web site
後援 山形大学エクステンションサービス推進本部
まだまだ学び足りない大人達へ、山形大学が贈る新たなカタチの社会人向け講座
大学レベルの学問」を楽しく学び、社会で活躍するための知識や考え方を身につけることを目的とした社会人向けのオリジナル講座「エクステンションぷらす」を開講します。
日々の仕事や生活に役立つ講座をオンラインで配信。全3回(計5時間)で構成され、時間をかけてしっかりと、そして深く学ぶことができます。受講後は修了証を発行します。
自宅で気軽に大学レベルの学びを受けてみませんか?みなさまの受講を心よりお待ちしております。
講座概要 | 日本では、法は単なる技術として受け入れられたわけではなく、学問の一分野として伝えられ、学ばれた。そして、法を学問として学ぶことは、単なる条文の暗記にとどまるものではなく、人間としての生き方について考える事でもある。山形にそのような学問としての法が伝えられた経緯をたどりながら、山形出身の法律家たちが近代法を受け入れてきた過程を、健全な批判的精神に裏打ちされた幅広い知識を習得することを目指して検討していきたい。 | |||||
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ポイント | ❶ 日本近代法の父と言われるボワソナードが、その生い立ちを糧に、我が国においてどのように法を語り、どのように受け取られたか、概観します。 ❷ ボワソナードから直接に法を学んだ宮城浩蔵と安達峰一郎を通して、日本に法が学問として定着していった過程をたどります。 ❸ 米沢出身の四人の人物(山下千代雄・本間喜一・我妻栄・遠藤浩)を通して、法学のあり方に悩み、考えていった営みについて考察します。 |
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日時 |
〈 第1回 〉 2024年12月 6日(金)配信予定 〈 第2回 〉 2024年12月13日(金)配信予定 〈 第3回 〉 2024年12月20日(金) 配信予定 |
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講座内容 | 〈 第1回 〉 ボワソナードとその教え子たち 〈 第2回 〉 宮城浩蔵と安達峰一郎 〈 第3回 〉 米沢出身の法律家たち |
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講師 |
高橋良彰(山形大学 人文社会科学部・教授 専門 民法・民法(典)史)ご専門「民法・民法(典)史」 |
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開催方法 | オンライン会議システム「Zoom」配信 ※インターネット通信料は、参加者の負担となります。 ※参加の際には注意事項をご確認ください。 ※全回、見逃し配信あり |
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対象 | 一般 | |||||
受講料金 | 5,000円(全3回分) ※お支払いはオンライン決済システム「e-apply」を使用します。お支払い方法は、コンビニ、銀行ATM(ペイジー)、ネットバンキング、クレジットカード決済等をご用意しております。 |
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参加方法 | 12月20日(金)までにお申し込みください! 受講申込者には、本セミナー参加に必要な情報を、開催日の前日までにメールでお伝えします。 |
まだまだ学び足りない大人達へ、山形大学が贈る新たなカタチの社会人向け講座
「大学レベルの学問」を楽しく学び、社会で活躍するための知識や考え方を身につけることを目的とした社会人向けのオリジナル講座「エクステンションぷらす」を開講します。
日々の仕事や生活に役立つ講座をオンラインで配信。全3回(計5時間)で構成され、時間をかけてしっかりと、そして深く学ぶことができます。受講後は修了証を発行します。
自宅で気軽に大学レベルの学びを受けてみませんか?みなさまの受講を心よりお待ちしております。
講座概要 | NHK大河ドラマ「光る君へ」の影響も相まって、『源氏物語』を読んでみたい!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、『源氏物語』は長編作品のため、自分で読むにはなかなかハードルが高いのも事実...。本講座はそのような方を対象に『源氏物語』の名場面をわかりやすい表現と絵画などの視覚資料を用いながら解説する講座です。前回の講座を受講された方はもちろん、今回から初めて受講される方も大歓迎!今回は光源氏の青春時代と流離・復権を描く巻を取り上げます。また、光源氏を取り巻く女性たちにも注目します。 | |||||
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ポイント | ❶ 『源氏物語』の入門編としてわかりやすく解説します。 ❷ 当時の文化・風習などを古典文学を通して学べます。 ❸ 人の心の普遍性、価値観の変容、多様性の理解に役立ちます。 |
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日時 |
〈 第1回 〉 2024年12月3日(火)配信予定 〈 第2回 〉 2024年12月3日(火)配信予定 〈 第3回 〉 2024年12月10日(火) 配信予定 |
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講座内容 | 〈 第1回 〉 『源氏物語』入門(あらすじ・紫式部の生涯) 〈 第2回 〉 『源氏物語』を読む/「帚木巻」「空蝉巻」「夕顔巻」 〈 第3回 〉 『源氏物語』を読む/「花宴巻」「須磨巻」「明石巻」 |
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講師 |
森木三穂(鶴岡工業高等専門学校 創造工学科・講師 専門 国文学)ご専門「国文学」 |
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開催方法 | オンライン会議システム「Zoom」配信 ※インターネット通信料は、参加者の負担となります。 ※参加の際には注意事項をご確認ください。 ※全回、見逃し配信あり |
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対象 | 一般 | |||||
受講料金 | 5,000円(全3回分) ※お支払いはオンライン決済システム「e-apply」を使用します。お支払い方法は、コンビニ、銀行ATM(ペイジー)、ネットバンキング、クレジットカード決済等をご用意しております。 |
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参加方法 |
12月10日(火)までにお申し込みください! |
エクステンションぷらす
スピンオフ企画「『源氏物語』とお香〜練香づくりワークショップ〜」
みなさんは好きな香りはありますか?平安時代、「薫物(たきもの)」という移り香を楽しむ文化がありました。そこで作られたのが、練香(ねりこう)です。基本的な調合方法をもとにしながらも、香料を微調整することで自分のオリジナルの薫りを作っていた平安貴族。『源氏物語』にも薫物合わせの場面が出てきます。
本講座では香りについての講義と実際に自分で練香をつくるワークショップを開催します。
日 時 | 2024年12月7日(土) 13:30 〜 15:30 |
会 場 |
山形大学小白川キャンパス 人文社会科学部棟1号館 101教室 (山形市小白川町1 − 4 − 12) |
定 員 | 20名(先着順、11月7日から受付開始) |
対 象 |
一般(高校生以上) |
内 容 |
『源氏物語』にお香がでてくる場面についての講義を行います。その後、「六種(むくさ)の薫物(たきもの)」のうち、お香4種(梅花・荷葉・菊花・黒方)を作ります。エプロンのご持参、または汚れても良い服装でお越しください。 |
参加費 | 8,000円(お香セットつき) *オンデマンド講座とは別になります。 |
申込み | 下記の申し込みボタンより、お申し込みください。 |
お問合せ |
山形大学エクステンションサービス推進本部 TEL 023 − 628 − 4241 Mail yu-extension★jm.kj.ya,agata-u.ac.jp ★を、@に変えてください。 |
山形大学附属図書館 企画展
伊佐早謙 ー琉球・沖縄史料のまもりびとー
本学附属図書館では、1955(昭和30)年に購入した「林泉文庫」旧蔵の和漢書を1,255部以上所蔵しています。「林泉文庫」とは、山形県師範学校(本学地域教育学部の前身)でも教鞭をとった、伊佐早謙(1858〜1930)が収集した蔵書です。本学附属図書館所蔵の「林泉文庫」は長らく未整理のままで、和書や漢籍の一部が調査されたものの、いまだ全体の目録がなく、一部の利用にとどまっていました。現在、悉皆調査・整理、目録リストの作成を進めていますが、その過程で見つかった、琉球・沖縄史料を中心とする特筆すべき貴重書を本展で展示紹介します。太平洋戦争で焦土と化した沖縄でも現存しない史料が、本学附属図書館に所蔵されています。ぜひ、その貴重な史料とその来歴をご覧ください。
会期:2024年10月8日(火)〜12月8日(日)
会場:山形大学附属図書館(中央図書館)カウンター前
開館時間:図書館開館日、開館時間に準じます。
入場無料
オンデマンド講座「伊佐早謙 ー琉球・沖縄史料のまもりびとー」
上記展示にあわせて、山形大学エクステンションサービス推進本部ではオンデマンド講座を開催します。
・配信時期:2024年10月21日(月)〜12月13日(金)予定 *12/8(日)まで随時受付を行います。
・講座内容:全3回:(1回60分)
第1回:「近代山形最初の郷土史家、伊佐早謙の仕事」 講師:新宮学(山形大学名誉教授)
第2回:「伊佐早謙が収集した「林泉文庫」の行方」 講師:石黒志保(山形大学人文社会科学部講師)
第3回:「郷土史家伊佐早謙と林泉文庫―「知」のまもりびとの軌跡」 講師:新宮学
・受講方式:オンデマンド配信 (お申し込みの方に、オンデマンド配信の動画リンクをお送りします。)
・受講料:3,000円(全3回)
・主催:山形大学エクステンションサービス推進本部(YEX)